【勝つ投資家になるために】買い注文を入れる前にチェックすべき7つの項目

株式投資







株式投資を行う上で、その日の地合いや相場観を知ることは非常に大切です。

市場が暴落している時にはほとんどの銘柄も前日比マイナスの株価になりやすく、一方で、マーケット全体が良い時には個別銘柄にも買いが入りやすく上昇しやすくなります。

そこで今回は買い注文を入れる前にチェックすべき7つの項目をまとめました。

買い注文を入れる前にチェックすべき7つの項目

買い注文を入れる前にチェックすべき7つの項目をまとめます。

  1. 為替(ドル円)をチェック
  2. 米国の動向をチェック
  3. 日経平均、マザーズ指数等の日本の指数動向をチェック
  4. 業種別指数をチェック
  5. 投資を考えている個別銘柄の同業他社をチェック
  6. 同一テーマのグループをチェック
  7. チャートと板をチェック

ここでのポイントはマクロからミクロへ、市場全体から個別銘柄へとチェックしていくことが大切です。

1:為替(ドル円)をチェック

まずはじめにチェックすべき項目はドル円です。

ドル円が動く理由の一つに日米金利差がありますが、日本はしばらく低金利が続いているので大きく影響を受けるのはドルの金利です。

日米金利差が縮めば、つまり、ドルの金利が下がればドルが売られ円が買われるため、円高ドル安の方向に進みます。

逆に日米金利差が開く場合、つまりドルの金利が上がる方向に動く場合は、ドルが買われ円が売られるため円安ドル高の方向に進みます。

円安ドル高なら輸出企業が好調

株式投資を行う上で、為替が円安ドル高の方向に進んでいる場合は、輸出企業の収益が向上しやすくなるため、輸出企業や外需株の株価が上がりやすい傾向があります。

一方、その逆で為替が円高ドル安方向に進んでいる場合は、外需株は大抵の場合下がります。

内需株(内需関連企業)と外需株(外需関連企業)の特徴

2018.08.13

セオリーと異なる動きは要チェック

毎日見ているとこの傾向はわかってくるのですが、稀にこのセオリーとは異なる動きをする場合があります。

例えば、先に示したように、円高ドル安の場合は輸出企業等の外需株は下落するはずですが、そのセオリーに反して上昇をしている場合があります。

これは資金が明らかに流れ込んでいると読み取ることができ、その資金の流れに乗ることが可能となります。

このように資金の流れを踏まえ、為替の動向をチェックします。

2:米国の動向をチェック

次に米国株の動向をチェックします。

米国株は日本時間でいう夜に動いており、朝方に場が閉まるので朝一で米国の動向のチェックを行います。

なぜ米国株の動向をチェックするかというと、日本の株式市場は米国に引っ張られて動いているからです。

米国市場にショックが起きれば翌日、日本市場にも連鎖しショック相場が起こります。

過去の相関関係を見ればわかりますが、日本市場へ投資する場合は米国の動向を確認する必要があります。

具体的な指数を以下に示します。

  • NYダウ指数
  • NASDAQ指数
  • S&P500指数
  • 時間外取引NYダウ先物

この辺りで米国の市場の動向をチェックします。

3:日経平均、マザーズ指数等の日本の指数動向をチェック

次に日本市場の指数動向をチェックします。

日本市場の動向は、以下の指数でチェックします。

  • 日経平均先物
  • 東証マザーズ指数
  • 日経ジャスダック平均
  • TOPIXコア30
  • TOPIXラージ70
  • TOPIXミッド400
  • TOPIXスモール

これらをチェックすることで、どこの市場に資金が流れているのか、また、規模別ではどのサイズに資金が流れているのかを把握することができます。

4:業種別指数をチェック

次にさらにミクロに見ていきます。

日本の中でもどの業種に資金が流れているかを確認します。

東証33業種指数

  1. 水産・農林業
  2. 鉱業
  3. 建設業
  4. 食料品
  5. 繊維製品
  6. パルプ・紙
  7. 化学
  8. 医薬品
  9. 石油・石炭製品
  10. ゴム製品
  11. ガラス・土石製品
  12. 鉄鋼
  13. 非鉄金属
  14. 金属製品
  15. 機械
  16. 電気機器
  17. 輸送用機器
  18. 精密機器
  19. その他製品
  20. 電気・ガス業
  21. 陸運業
  22. 海運業
  23. 空運業
  24. 倉庫・運輸関連業
  25. 情報・通信業
  26. 卸売業
  27. 小売業
  28. 銀行業
  29. 証券、商品先物取引業
  30. 保険業
  31. その他金融業
  32. 不動産業
  33. サービス業

さらに細かくチェックしたい方は、JPX日本取引所のサイトにも指数が様々な切り口で紹介されているので確認することをお勧めします。

リアルタイム株価指数値一覧

5:投資を考えている個別銘柄の同業他社をチェック

次に投資を考えている銘柄の同業他社の株価の動向をチェックします。

同業他社といっても様々なサイズ(時価総額)の企業が同業に含まれているので、それぞれの株価水準を一通り把握します。

6:同一テーマの銘柄をチェック

続いて、同一テーマや同一セクターの銘柄の株価の動きをチェックします。

同一テーマとは、例えば異なる業種でも同一の時期に上場したIPO銘柄などがそれに当たります。

業種が異なっても、同じ時期にIPOを行なったというだけで株価の動きが煮る場合があるからです。

この他にもテーマという切り口で同一のグルーピングを行い、その株価や資金の流れをチェックします。

7:チャートと歩値、板をチェック

世界の株価や為替から始まり、米国市場、日本市場、日本市場の中でもサイズ別、業種別と各種切り口で指数の動向を把握してきました。

ここまできてようやく個別企業のチャートと板の状況をチェックし、実際に注文に入るかどうかを確認します。

このようにマクロからミクロへと徐々にブレイクダウンを繰り返しながら実際の銘柄の状況をチェックしてゆきます。

歩値

歩値は大きな資金がどのタイミングで入ってきているかを把握するのに活用します。

これは意外と重要で、大きな資金についていくイメージを持つことで、流れに逆らわないトレードが可能となります。

また、板に関しては売り板と買い板のバランスや数量の変化、成り行きの状況などに活用します。

チャート

チャートでは、ザラ場の高値を掴んでしまうと含み損スタートとなってしまうので、可能な限りザラ場の安値を拾っていくイメージで注文を出してゆくことをお勧めします。

まとめ

改めて買い注文を入れる前にチェックすべき7つの項目をまとめます。

  1. 為替(ドル円)をチェック
  2. 米国の動向をチェック
  3. 日経平均、マザーズ指数等の日本の指数動向をチェック
  4. 業種別指数をチェック
  5. 投資を考えている個別銘柄の同業他社をチェック
  6. 同一テーマのグループをチェック
  7. チャートと板をチェック

このように注文を出す前に、マクロな視点で資金の流れを把握した上でミクロな個別銘柄の発注という概念を持つことで、見当違いな銘柄への投資を避けることが可能となります。

また、流れに乗ることで資金効率も向上させることが可能となるため、ぜひこのマクロからミクロへのチェック項目を生かして株式投資を行なってみてください。