ヘッジファンド45日ルールの下落周期に備える

株式投資







ヘッジファンドの45日ルールというものをご存知でしょうか。

米国市場にはヘッジファンドとそのファンドに依頼している投資家との間に45日ルールというものがあります。

ヘッジファンドの45日ルールとは

ヘッジファンドの45日ルールとは、米国市場におけるヘッジファンドの契約解除に関するルールです。

投資家はヘッジファンドに資金を預けて運用を依頼し、契約を交わしますが、その契約を解除するためには四半期決算の45日前までに解約申請をしなければいけないというルールです。

例えば、第一四半期(1〜3月)に解約し、4月までに預けていた資金を手元に戻したい場合は、その45日前の2月半ばまでに解約の依頼をする必要があります。

なぜ45日前までに契約解除を伝えなければいけないかというと、ヘッジファンドでは、預けていた資金を株式などに投資して運用されていたわけです。その株式を売却し返金のために現金化する必要があるためです。

つまり、持っていた株を売って現金にするということです。

45日ルールの時期には周期的に株価が下落しやすくなる

先に示した様に、解約するには株式を売却して現金にする必要があります。

つまり、市場で売り圧力が強くなるため、周期的に下落が起きやすくなります。

四半期決算は年に4回あるので、その4回の45日前周辺が下落周期に該当します。

米国市場の四半期決算は以下の周期が多い傾向があります。

  • 第一四半期:1〜3月
  • 第二四半期:4〜6月
  • 第三四半期:7〜9月
  • 第四四半期:10〜12月

したがって、これらの45日前に下落が起きやすいと言えます。つまり、以下の日程になります。

  • 2月半ば前後
  • 5月半ば前後
  • 8月半ば前後
  • 11月半ば前後

これらの時期にヘッジファンドの解約売りが起きやすい傾向があり、売り圧力が強くなるので把握しておくと勝利を高められると思います。

追記:2018年10月18日

12月決算が多い話もありますが、米国のヘッジファンドは11月決算を迎える場合も多くあり、その45日前の10月15日前後に暴落がよく起こる傾向があるようです。

今年も(2018年10月中旬)比較的大きな下落が米国市場でおこりました。

12月の2週目に入ると、海外のヘッジファンドは休暇を取ってしまうようで、市場にはほぼいないとの話を為替ディーラーをされている方にお聞きしたので追記します。

まとめ

この様に売りが強くなる確率が増える月、買いが入りやすくなる月など株式市場には周期的な傾向が見られます。

その傾向を知っておくだけでも狼狽売りを防いだり、逆に戦略的に買い玉を仕込んだりすることができるので、ワンランク上の投資戦略を立案するすることが可能となります。