ベンダーファイナンスとは

金融







本日はファイナンスの用語「ベンダーファイナンス」に関して記述します。

ベンダーファイナンスとは

ベンダー・ファイナンス(Vendor Finance)とは、売り手側(ベンダー)(vendor)に十分な資金力がある場合に買い手側(buyer)に対して、融資や投資を行うファイナンスです。

つまり、本来は売り手側であるベンダーが受け取るべき代金を融資などによって先延ばしにすることで、購買力と投資のリターンとを同時に得られる手法です。
言ってしまえば、売り手のベンダーが銀行の機能を合わせもっているということです。

ベンダーファイナンスの活用例

ベンダーファイナンスの具体的な例を上げると、ボーイング社が飛行機を売る際に行っているファイナンスが挙げられます。
通常、ほとんどの航空会社は高額な飛行機を購入する資金を持ち合わせていないので、その飛行機を担保に購入するのですが、ベンダーファイナンスを行うことによって、ボーイング社は銀行を介さずによりスムーズに販売を行う事ができるようになります。
つまり、金の力で購買力UPします。

ベンダーファイナンスの会計

ここで帳簿に関してですが、ボーイング社の帳簿には、販売した売り上げが全額計上され、航空会社への融資が資産に計上されます。
一方、航空会社の帳簿では、購入した飛行機が資産に計上され、借金が負債へと計上されます。
その後は、通常の流れだと、毎年の借金返済によって、航空会社の負債は減っていきますが、金利と原価消却が経費として計上されます。しかし、リース契約にすることで、経費枠を多く取る事ができるので、航空会社の節税につながると考えられます。

ファイナンスに関連する参考書籍は以下になります。

[新版]グロービスMBAファイナンス

以下は直接ベンダーファイナンスと直接の関わりはありませんが、ファイナンス関連で筆者が実際に読んだ非常におすすめな書籍です。

日本人がグローバル資本主義を生き抜くための経済学入門 もう代案はありません